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第16回「ニューヨークの弁護士事情」
 ニューヨークには各分野の専門弁護士が、沢山います。マンハッタンの中心で「ロイヤー」と叫ぶと多数の人が振り返ると言われるぐらいに弁護士が多い。
 
 日本に住んでいるとよほどのことがない限り、弁護士と関る事はないと思いますがアメリカでは一般市民が当たり前のように弁護士にお世話になります。アメリカ在住の日本人が、お世話になるのは一般的にビザ申請、マイホームの購入、会社設立などです。アメリカでは家を購入する時にも、必ず弁護士にお世話になります。
 家の購入は契約だからです。弁護士は法の代理人です。ビザ申請(永住権、市民権)も移民法だからです。

 ある見方をすると、アメリカ特有のマネーゲームを助長しているのではと言う人もいます。笑い話なようで本当によくあるのが、交通事故が発生して、負傷者が救急車で運ばれるとその運ばれた病院にすでに何人もの弁護士が待機しており負傷者に直接セールスして依頼を受ける(代理人になり保険会社と交渉)。
 成功報酬制で保険受取り金額の30%(それぞれ異なるが大まかに)もらえるので弁護士も気合が入る。日本では考えられないが間違いなくただのマネーゲームです。一般的に、負傷者側専門の弁護士より(病院で待機している)保険会社側の弁護士の方が、優秀です。
保険会社側は、当たり前ですが、できるだけ保険金額を抑えようとする。逆に負傷者側の弁護士は自らの報酬にも関ってくるのでできるだけ取ろうとする。悪い言い方をすれば、お互いの揚げ足取りをして妥協点をさぐるにことになります。

 ですのでよくアメリカで事故をおこしてすぐに謝罪しないのは、こうゆう所からきています。自分の過ちを認めてしますと裁判で不利になるからです。そこを弁護士はつついてきます。日本では弁護士は、尊敬されている職業ですが、アメリカ(特にニューヨーク)では意外とイメージがあまりよくありません。ちなみにドクターはリスペクトされていますが、、。

 日本でもアメリカでも弁護士を題材にした映画やドラマがありますが、弁護士は決して正義の味方ではなくただの法の代理人です。
 ここでも資本主義の原理が働いていて、お金持ちは何かあれば多額のお金を払い優秀な弁護士をつけて解決できます。逆にお金がある為に、何かあればすぐに訴えられます。
貧困層は、お金がない為に何かあっても訴えることすらできないが(公的機関やボランティアで可能な場合もありますが、)逆に問題を起こしてもお金がない為に訴えられることも少ないです。
(弁護士はお金が取れないと分かる相手と交渉はしたがらない。理由は簡単で儲からないからです。)

 良いか悪いかは別にして、これがアメリカ特に多民族で複雑なニューヨークの現実です。
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この記事に対するコメント

 そういった現状かなり残念ですね。
 私は今LAにいるのですが、交際相手の韓国の子が語学学校にF1ビザを申請したところ、学校が雇ってた弁護士が書類の記入ミスを犯し、結果移民局から退去通知が届いてしまいました。おかしいと思って今度は直接弁護士のところへ行って、ちゃんと話をして再申請をしたのですが、後日もらったコピーを確認したところ、また同じミスを弁護士が犯したまま書類を送ってしまったという事実が発覚してしまいました。
 このような、人の人生を簡単に狂わす弁護士が存在する事にとても怒りをおぼえます。
 彼女の家族は皆アメリカにいて、国に帰ったところで何の当てもないし、弁護士を訴えるにしても、費用や時間が莫大にかかってしまってどうにもならない状態です。
 そしてその弁護士は全くコンタクトをとろうとしません。まるで自分がミスを犯したのをわかっているかのように。
 私はこういった現状許せません。でもいったい私たちはこういう問題にどうやって向かい合えばいいのかもわかりません。これが現実と言ってしまえばそれまでなのですが、それでは完璧に強いものが弱いものを食い物にしてるだけです。夢を持ってアメリカに来た人たちも、これでは失望させてしまうばかりです。
 何かいいアイデアがあれば伺いたいです。

【2009/02/10 20:23】 URL | #- [ 編集]



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