月刊 moreな「ニューヨーク通信」
ニューヨークの生の雰囲気をカジュアルにお伝えします。


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ニューヨーク在住Aboshi氏(「Jmax New York,Inc」)からの便りを月イチでお伝えします。



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第30回「ワールドシリーズ」
 ニューヨークヤンキースが、6年ぶり40回目のリーグ優勝(アメリカン)を飾り、先月の28日からナショナルリーグの覇者のフィラデルフィアフィリーズ(前年ワールドチャンピオン:監督はヤクルト、近鉄で活躍したマニエル)とワールドシリーズを戦っています。

 ちなみにニューヨークとフィラデルフィアの距離は約160KMでTurnpike(有料高速道路)で約2時間ととても近い距離にあります。

 ニューヨークに本拠を置くヤンキースとメッツの試合をサブウェイシリーズ有料高速道路で2都市間を行き来できることから今年のワールドシリーズはTurnpike Series(有料高速道路)とこちらでは呼ばれています。

 ニューヨーク市民はフィリーズではなく前監督のトーレ監督率いるロサンゼルスドジャースとのワールドシリーズを熱望していましたので残念でした。またTV局、スポンサーなども収益率の高いヤンキース対ドジャースを望んでました。(ただ視聴率に関しては昨年より高いみたいですが)

 とにかく当たり前ですが、MLBのプレイオフも巨大ビジネスなのですべてTV局の意向によって試合時間も決まってきます。

今年は同じ東海岸同士のチームということもあり試合開始時間は東海岸時間の8:00PMからとなってます。(東海岸でもっとも視聴率が取れる時間帯に試合をする。なのでLAなどの西海岸時間は5:00PMからとなります)

 当たり前ですが、チケットはすべて売り切れで2次販売価格で恐ろしいほどチケット価格が高騰してます。
 11月1日からフィラデルフィアでの3連戦は最低価格で$275(約\25000)、もし第6戦、7戦があればまたヤンキースタジアムに戻りますが、チケットは最低価格で$450(約\41400)からとなってます。

 気になる松井選手ですが、第2戦の決勝ホームランで相変わらず勝負強いところを見せてくれましたが、こちらの報道ではワールドシリーズで活躍したとしてもヤンキースとの再契約は厳しいと書かれています。

 できればDH制のないフィラデルフィアでの3連戦で是非守備についてまだまだできるところをブライアン・キャッシュマン・ゼネラルマネジャー(GM)に認めさせてほしいところです。


第29回「日本食レストラン」
ニューヨークはすっかり秋らしくなってきており気温も下がってきて10月1日は日中でも12℃で寒いです。
アパートにもこの時期にしては珍しく暖房(スチーム)が、初めて入りました。

まだまだ不景気の中、ニューヨークのレストラン業界も苦戦しております。
日本でもお馴染みの『ザガット』や『ミシュラン』で評価の高いレストランでも一部の人気店を除き高級レストランを中心に閑古鳥が鳴いていたり廃業になったお店もたくさんあります。

ここ数年の健康ブームで人気のあったマンハッタン内でも何百件とある(日本人経営は少なくコリアンやチャイニーズ系が多い)日本食レストランも同じ現象が起きています。流行っている店もたくさんあるのですが、高級なお店は苦戦しているみたいです。

その中で頑張っているのが、2008年3月に進出した『博多・一風堂』です。
日本から進出しているレストランが軒並み苦戦している中で一風堂はNYのラーメン店で初めてザガット掲載店になりました。
立地もミッドタウンではなくダウンタウンのビレッジ地区にあり料金も日本人からみれば決して安いわけではないのですが、(一杯$12以上:日本円では1000円)アメリカ人(とくに若者)に受けています。

ニューヨークでは郷に入れば郷に従えではないですが、16種類の麺を用意し、その長さまで調節するなど季節や文化などに合わせている。
同店には毎日約600人が来店し開店してから(18ヶ月間)で34万人が訪れたそうです。(ニューヨークの人口は約830万人、マンハッタンン内の人口は約160万人)

『一風堂』は日本から進出するレストランの典型的な成功する例だそうです。逆に多額の投資をして失敗する日本資本レストランも数多くあります。
違いはどこか?
立地は非常に大事かと思います。NYに住んでる日本から見るとなぜこんな場所に??という店はすべてではありませんが、流行っていないような気がします。

ニューヨークでは何年も前から『餃子の王将』が、NY進出するといううわさがありますが未だ進出してません。
是非、NYで勝負してほしいです。



第28回「事故のその後」
 覚えてる方も多いかと思いますが、今年1月に飛行中の旅客機のエンジンが停止してハドソン川に緊急不時着し、奇跡的に乗員乗客全員が助かった『ハドソン川の奇跡』と呼ばれる事故がありましたが、同事故現場がこのほどニューヨーク・ウォーターウェイ社が主催する90分のツアーの中に組み込まれました。

 これまで案内していた自由の女神やブルックリンブリッジなどに加えて同事故で機長が無事に着水させた西38ストリートにも立ち寄るようになったそうです。このツアーの終わりには事故当時のテレビニュースの映像や写真、また事故の際、現場に駆けつけ乗客らを救助した同社社員らの活躍も紹介するそうです。(ツアー料金は大人26ドル)

 また世界を震撼させた同時多発テロから9月11日で8年を迎えますが、テロ事件の犠牲者を追悼
する展示会『プレビュー・サイト』が8月26日、ワールドトレードセンター跡近くで始まりました。
 
テロからまもなく8年になりますが、今までこういった追悼する展示会などはなかったので話題になっています。同展は非営利団体『NATIONAL SEPTEMBER 11 MEMORIAL MUSEUM』が、現在建設中の記念博物館(来年9月11日オープン予定)の公開に先駆けて開いたものである。
同展では、録音された被害者の生の体験談や復旧工事の経過をライブ映像を通して知ることができるそうです。

 また現在、大規模な再建工事が行われているフリーダムタワー(2013年完成予定)や周辺地区の完成モデルも展示されている。


第27回「下着1枚の候補者」
 ニューヨークでは今年11月に市長選挙があるのですが、
(現在の市長は2期勤めている世界でも有数の大富豪のマイケル・ブルーンムバーグ。この市長は歳費として年間19万五千ドル支払われるが、辞退している。ただ法令上市長がタダ働きというわけにはいかないので、毎年1ドルを市から受け取っている。)

 この市長選挙にマンハッタンのタイムズスクエア周辺で活動するストリートパフォーマー『ネイキッド・カウボーイ(裸のカウボーイ)』ことロバート・バークさんが無所属で立候補することを表明しました。

 ニューヨーク市民はもとより世界中から来る観光客でもかなり知られておりタイムズスクエアに行けばほとんど会える有名人です。(ある情報によると年収は日本円で一千万を超えるらしい←ストリートパフォーマーのみの年収だそうです。)

 このバークさんは90年代終わりからギター片手にタイムズスクエアに下着一枚の裸姿で立ち続けており、もっぱら選挙キャンペーンはタイムズスクエアの街頭になるらしい。
公約に「スモールビジネスの活性化」「税対策」など挙げているらしい。良い悪いは別としてニューヨークらしい候補者が出たと市民は思っています。

 また昨今の不況に伴いマンハッタンの店舗閉鎖が相次いでいるそうです。現在のマンハッタンの商業物件の空室率は6.5%で(東京などの日本の大都市と比べてどうなのでしょうか?)1990年代初頭以来の高水準を示しており、2010年6月頃までには10%を上回ると予想されているそうです。
 
 特に目抜き通リの5番街中心の42丁目から49丁目までは15%を超えています。これは異常なことでこの不況が根が深いことの一例だと考えられます。
そういえば最近マンハッタンを歩いているとセレブが、こぞって通っていた某有名ステーキハウスもクローズしていました。

たまにマンハッタンを歩くと色んな意味で以前と違う風景に出くわします。これも一つのニューヨークの醍醐味だと思いました。

第26回「ニューポート」
 7月に入りニューヨークも夏らしくなってきましたが、NYから東に車で約3時間のところに、アメリカで最初のリゾート地(避暑地)と言われているニューポート(アメリカでも面積が一番小さなロードアイランド州内にあります)という街があります。
この街は1820年代からアメリカの富裕層に好まれたリゾート地で豪華なマンション(邸宅)がまだ多数残ってます。
 ヨットレース・アメリカズカップの発祥の地でもあり、またJFK(ケネディー)が結婚式を行い、夏のホワイトハウスといわれていたことでも有名です。

 スコット・フィッツジェラルド原作『華麗なるギャツビー』の映画でギャツビー(ロバートレッドフォード)の家はこのニューポートで撮影されました。(実際の舞台はマンハッタン島東、ロングアイランドナッソー郡の北部海岸)

 またスポーツ殿堂といえば、NY州クーパースタウンにあるBaseball Hall of Fame(野球殿堂)が有名ですが、テニスの殿堂もこのニューポートにあります。
International Tennis Hall of Fame(テニス殿堂)は、毎年この7月に、殿堂入りセレモニーが開催されます。ちなみに今年は、モニカ・セレシュが殿堂入りします。

 テニス殿堂があるThe Newport Casino Buildingは1880年に創設された社交場、そしてアメリカで最初のテニストーナメントが開催された場所です。
 1881年、現在のUSオープンの前身であるUS National Lawn Tennis Championshipsが開催されました。1951年までこの場所で行われ、その後、NYのフォレストヒルズに移り、そして現在のフラッシングへと移っていったのです。

 International Tennis Hall of Fameのコートは日本はもちろんのこと、今では海外でもなかなかお目にかかれない芝コートで実際にプレイすることもできます。

 ニューヨーク郊外にはまだまだあまり日本人に知られていない場所が、沢山あります。




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