月刊 moreな「ニューヨーク通信」
ニューヨークの生の雰囲気をカジュアルにお伝えします。


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ニューヨーク在住Aboshi氏(「Jmax New York,Inc」)からの便りを月イチでお伝えします。



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第26回「ニューポート」
 7月に入りニューヨークも夏らしくなってきましたが、NYから東に車で約3時間のところに、アメリカで最初のリゾート地(避暑地)と言われているニューポート(アメリカでも面積が一番小さなロードアイランド州内にあります)という街があります。
この街は1820年代からアメリカの富裕層に好まれたリゾート地で豪華なマンション(邸宅)がまだ多数残ってます。
 ヨットレース・アメリカズカップの発祥の地でもあり、またJFK(ケネディー)が結婚式を行い、夏のホワイトハウスといわれていたことでも有名です。

 スコット・フィッツジェラルド原作『華麗なるギャツビー』の映画でギャツビー(ロバートレッドフォード)の家はこのニューポートで撮影されました。(実際の舞台はマンハッタン島東、ロングアイランドナッソー郡の北部海岸)

 またスポーツ殿堂といえば、NY州クーパースタウンにあるBaseball Hall of Fame(野球殿堂)が有名ですが、テニスの殿堂もこのニューポートにあります。
International Tennis Hall of Fame(テニス殿堂)は、毎年この7月に、殿堂入りセレモニーが開催されます。ちなみに今年は、モニカ・セレシュが殿堂入りします。

 テニス殿堂があるThe Newport Casino Buildingは1880年に創設された社交場、そしてアメリカで最初のテニストーナメントが開催された場所です。
 1881年、現在のUSオープンの前身であるUS National Lawn Tennis Championshipsが開催されました。1951年までこの場所で行われ、その後、NYのフォレストヒルズに移り、そして現在のフラッシングへと移っていったのです。

 International Tennis Hall of Fameのコートは日本はもちろんのこと、今では海外でもなかなかお目にかかれない芝コートで実際にプレイすることもできます。

 ニューヨーク郊外にはまだまだあまり日本人に知られていない場所が、沢山あります。


第25回「元気なNY」
 日本国内での新型インフルエンザ騒動もひと段落した感がありますが、ニューヨークでは日中気温20度を超え、湿気も日本ほどなく過ごしやすい季節になってきてます。
 
ニューヨークでは確かに日本みたいに大きな騒動になっていませんでしたが、日本と同じでマンハッタン内の有名ドラッグチェーン店の「デュアンリード」や「CVS」などではマスクの売り切れ状態が続いているそうです。
(でも何故かニューヨーク市内でマスクをしている人は皆無である。日本人がお土産用に買い占めているかもしれません)

 アメリカ国内ではマスクを製造する会社が少ないが、ある一つの会社は一日約100万枚生産し。従業員を20名ほど増員する予定だとか、、。

 話題は変わって、2001年の9.11同時多発テロ以来、内部を一部閉鎖していた自由の女神像王冠部分の展望台を、独立記念日の7月4日から再び一般公開することになるそうです。(王冠部分に行く為には、狭いらせん階段を12階分上がらなければならず、緊急時の脱出が困難な為に2004年の8月に再開した一般公開では、女神像の台座部分しか入場が許可されていなかった)

 自由の女神は1984年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された年間320万人以上訪れるニューヨークの最も人気のある観光地である。

 またブランド店で有名な5番街と並ぶ目抜き通りのブロードウェイが、中心のタイムズスクエア界隈
(劇場街かつ世界の交差点で日本で例えるなら東京の銀座、新宿、渋谷、大阪の御堂筋の中心を歩行者天国にするようなもの)が、年内いっぱい試験的に歩行者天国になります。ブルームバーグ市長が提唱した渋滞緩和計画の一環として実現。
 市長はこの計画は交通渋滞を妨げるだけでなく観光名所を歩行者専用にすることで、通リに面した店の売り上げも上昇して、市に経済効果をもたらす利点をあげている。

 ニューヨークは至って元気です。


第24回「新型インフルエンザ」
 今、世界中で新型インフルエンザの脅威が話題になっており、各方面に影響がでております。
ニューヨーク市でも4月30日の時点で、CDC(米国疾病管理予防センター)が確認した感染者の数は50名ほどいます。(すでに全員快復傾向になってます)
今は、ゴールデンウィーク期間中ですので、例年ですと日本からも沢山観光客が来るのですが、今年はこの新型インフルエンザの影響で直前のキャンセルが多々でています。また日本からの直行便の搭乗客はマスクをしている人も多いです。

 では実際、ニューヨークの現状はどうなのでしょうか?一言で言うと普段となにも変わりません。
ニューヨーク市民でマスクをしている人を見たことはありません。(もともと日本とは違いマスクをする習慣がありません)
日本の報道をみていると(ネットなどで)「さらに拡大」「フェーズ4引き上げ」など大騒ぎですが、同時多発テロを経験したニューヨーカーはパニックになっても何の意味もないことを知っています。

ブルームバーグNY市長は「日常生活を変える必要はなにもない。いつものように仕事をしても大丈夫」と繰り返しています。日本の報道は怖さを強調しすぎではないかと思います。アメリカでの報道は日本ほどではありません。

実際、何日か前までニューヨークに滞在していた人が、日本に戻ったら報道が凄いのでびっくりしたと言っていました。

知り合いのニューヨークの高級ホテルの日本人マネージャーに電話すると彼女は言っていました。この数日間で嵐のようなキャンセルでした・・・・と。
でもキャンセルしたのは日本人だけだと。私の担当のお客様だけがキャンセルで他国(他の担当者の顧客)は一切キャンセルがなかったと言っていました。
ごく一部の事実の話ですが、これがニューヨークの現実です。

 確かに物事を常に真面目に考えどちらこというとネガティブ思考の国民性が、よくでている話と思います。 

最悪の事態を想定する必要はあるかもしれませんが、ちょっとお騒ぎしすぎではないかと思います。


第23回「WBC」
 第2回ワールドベースボールクラシック(以下WBC)は、2大会連続日本が優勝という我々日本人にとっては最高の形で終了しました。
 
 大会期間中は日本国内は異常に盛り上がり、各テレビ局もWBCがトップニュースとなり、中継局は30%前後の高視聴率をマークし、大都市では号外が出たり、スポンサーのマクドナルドは1日の過去最高の売り上げを計上したりと、あらためて代表人気(イチロー人気?)を思い知らされました。
お隣の韓国も日本同様国民の関心が、高かったと報道されてました。

 それでは本場米国はどうだったでしょうか?
確かにニューヨークでも、世界で一番有名なエンパイヤーステートビルのライトアップが(通常は白)
優勝した日本を称え、白色と赤色の日の丸カラーに染まったり、大会期間中は車体に大きくイチローやジーター(米国チームのキャプテンでヤンキースのスター)の写真を前面に出したWBC広告の市バスが何台も走ってました。でもアメリカ人は関心はほとんどなかったのが現状です。

 アメリカ国内でMLBは人気がありますが、地元チームを応援するのが一般的で代表を応援するという形があまりアメリカにはありません。
WBCより地元チームのキャンプが気になるそうです。
(サッカーもそこそこアメリカは強いのですが、ワールドカップを見ても分かるように国民が代表を応援している雰囲気は皆無です。)
 
 また3月というのはNBA(バスケットボール)のプレイオフがある関係で、テレビ局もESPN(スポーツ専門チャンネル)でしか中継がありませんでした。その視聴率も平均で1.3%。最高視聴率は準決勝(日本VS米国)で2.2%。チャンネル数が多いアメリカですので、一概に日本の視聴率と比較はできませんが、いかにアメリカ人が関心がないかお分かりいただけると思います。

 観客動員数もドジャーズスタジアムでの準決勝2試合、決勝戦で14万人以上入りましたが、フロリダで行われていた、アメリカ代表の試合は1万人そこそこで球場は寂しい限りでした。平均は2万人以上だったそうですが、東京で行われたアジア予選も含まれているのでいかに日本が貢献したかよく分かります。
 
アジア市場(日本と韓国)は盛り上がりましたが、本国米国のベースボールファンにもっとアピールしないと今後のWBCの発展はないのではないでしょうか?
(アメリカ国内のメジャーリーグファンの60%が、WBCに関心がなかったそうです。)


第22回「最近のトピックス」
今回はニューヨークの最新トピックスの紹介です。

以前にも書きましたが、ニューヨークも昨今の金融危機の影響が随所に見られ、ショービジネスの本場ブロードウェイミュージカル例外ではありません。
今年に入り人気のあった「ヘアースプレー」やトニー賞(ミュージカルのアカデミー賞)作品の「スパマロット」、「ヤングフランケンシュタイン」など9つの大型ミュージカルが一気に幕を閉じました。
通常、ブロードウェイでは一つのミュージカルが終わると、すぐに次回作が始まるか次作までに短期間のショーや劇を催します。ただ現在は次に催すも物の目途が立たず事実上の休業状態の劇場が40%ほどあるそうです。これは危機的状況です。
平日でもほとんどチケット入手が難しかった「ウィキッド」も今は週末以外はほとんど取れます。にあの有名なカーネギーホール(クラシック系)の公演も前年度一割カットだそうです。

ウォール街の金融機関で働く従業員に対して支払われた2008年度のボーナス額が前年比44%減と、過去30年で最低。
2008年度:184億ドル。(前年322億ドル)
従業員一人当たりのボーナス額は平均11万2000ドルと、前年と比較して約37%減。
このボーナス減額はニューヨーク州ならびにニューヨーク市の税収にも大きな影響を与える。逆にこの金融危機の影響で大手企業の幹部も節約の為にマクドナルドなどのファーストフード店を利用しているそうです。

最後にニューヨークでは忙しい一人暮らしが多いのでペットに犬を飼っている人が、多いです。(ペットがダメなアパートも多いですが、、、)
2008年度に最も登録が多かった人気犬種は全米、マンハッタン共に「ラブラドール・レトリバー」だそうです。
続いて「プードル」「ダックスフンド」「フレンチ・ブルドック」、、。専門家によると「ラブラドール・レトリー」は非常に人懐っこい性格なので忙しいニューヨーカーに人気があると分析している。




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